プライバシーとデータ

Mac と Windows の NameQuick 3 で、解析モード別のファイル内容の送信先、コンピュータに保存される情報、任意の使用状況データを確認します。

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NameQuick 3 は Mac と Windows で利用できます。ファイル名の提案に使う内容の処理場所と送信先は、選んだ解析方法によって変わります。このページでは、解析に伴う送信、コンピュータに残るデータ、任意の使用状況データを分けて説明します。

NameQuick 3 のアプリ画面は英語で表示されます。このページでは操作名を画面の表示どおり英語で示し、初めて出てくるときに日本語の意味を添えています。

ファイル内容の送信先

解析方法は Settings(設定)→ AIで確認してください。Self-Managed でも、クラウド API とローカルモデルでは内容の扱いが異なります。

モード名前付けのための内容の送信先補足
ManagedNameQuick の処理サービスを通じて EU のクラウドへAI の学習には使いません。
Self-Managed:クラウド APIコンピュータから選んだプロバイダーへ直接名前付けのために NameQuick へは送信しません。
Self-Managed:ローカルモデルデバイス内で解析解析以外の通信は別に発生します。

Managed

ファイル内容は NameQuick の処理サービスへ送られ、EU のクラウドで解析されます。内容は AI の学習には使われません。デバイス外への送信を伴うため、組織の資料などを扱う場合は、クラウドで解析してよい内容かを先に確認してください。

NameQuick のプライバシーポリシー(英語)によると、アップロードは暗号化通信で行われ、非公開の一時ストレージに保存されます。NameQuick の処理用ストレージにあるアップロードデータは処理後に削除され、保持期間は最長24時間です。

この保持期間は NameQuick の処理用ストレージについての説明です。処理委託先の安全対策ログなど、あらゆる記録に同じ上限が適用されるという意味ではありません。法的な詳細は、上記のポリシーを確認してください。

Self-Managed:クラウド API キー

OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter の API や、 Custom(カスタム)で指定したクラウドサーバーを使う場合、解析用に準備された内容はコンピュータから接続先へ直接送られます。この経路では、名前付けのために NameQuick へデータを送りません。

送信する内容は、ファイルの種類とプロバイダーによって異なります。抽出したテキストや画像、ファイル自体を送る場合があり、常に文字だけを送るわけではありません。

送信先での取り扱いには、そのプロバイダーの利用規約やポリシーが適用されます。たとえば、Gemini API の利用規約(英語)では有料利用と無料利用が区別されており、無料枠には異なるデータ利用条件が適用される場合があります。使うアカウントやプランに適用される条件を確認してください。

OpenRouter や独自のサーバーでは、それぞれのポリシーに基づき、さらに別のプロバイダーへ内容が転送される場合もあります。直接の接続先だけでなく、その先の取り扱いも確認してください。独自の接続先に http:// のアドレスを設定すると、API キーと内容が暗号化されずに送信され、アプリに警告が表示されます。警告を見過ごさず、送信前に接続先の設定を見直してください。

設定の詳細は、API キーの設定を参照してください。

Self-Managed:ローカルモデル

Ollama、LM Studio、MLX のローカルモデルを自分のデバイスで動かす構成では、名前付けの解析はデバイス内で行われます。設定については、ローカルモデルの手順で利用環境に合う方法を確認してください。

ただし、解析がローカルであることと、アプリが一切通信しないことは別です。エンジンのインストール、モデルのダウンロード、ライセンス確認、更新にはインターネット接続を使います。Self-Managed のライセンスは、ライセンス確認に成功した後、最長7日間オフラインで利用できます。長く接続を切る予定がある場合は、この期限を考慮してください。

NameQuick の利用に伴うライセンス・アカウント確認や更新確認は、ファイル内容の解析とは別の通信です。通信の有無を確認するときは、内容の送信先と、これらの確認用通信を分けて考えてください。

スキャン文書と検索用インデックス

スキャン文書でも、送られるのが文字だけとは限りません。Managed とクラウド API キーによる解析では、モデルがページ画像を読み取ります。アップロード前に必ずデバイス内で OCR を行い、抽出した文字だけを送信する共通の処理があるわけではありません。ページ画像に含まれる情報も、送信前の確認対象にしてください。

ファイル内容を検索するためのローカルインデックス作成は、名前付けの解析とは別の処理です。検索インデックスがデバイス内にあることから、名前付けもローカルで完結すると判断しないでください。詳しくは内容検索を参照してください。

コンピュータに保存される情報

API キーは、Mac では macOS Keychain、Windows では Windows Credential Manager に保存されます。平文のファイルには保存されません。

ローカルのライブラリ、検索インデックス、 History(履歴)の名前変更記録には、ファイル名、パス、ファイルに関連する情報が含まれることがあります。これらはデバイス内に保存されます。クラウドへ解析内容を送らない構成でも、こうしたローカルデータは残ります。

履歴の消去は全データの消去ではありません

HistoryClear History…(履歴を消去…)を実行すると、名前変更の操作記録が削除され、その記録を使った取り消しはできなくなります。取り消しは、記録が残っている操作に限られます。履歴を消去する前に、取り消したい操作がないか確認してください。

この操作は、NameQuick が扱ったデータ全体を消去するものではありません。ライブラリや検索インデックスを含めた一括消去の代わりにはなりません。記録に基づく取り消しについては、履歴と取り消しを参照してください。

任意の使用状況データ

共有するかどうかは、 SettingsData & Privacy(データとプライバシー)→ Share anonymous usage data(匿名の使用状況データを共有)で変更できます。共有する場合はオンに、共有しない場合はオフにしてください。選んだ状態は保持されます。

アプリの説明では、この任意の診断情報としてファイル名、パス、ファイル内容が送信されることは一切ありません。診断情報には技術的な値と、インストールごとの識別子が含まれます。

初期状態はインストール方法で異なります。直接ダウンロードした版は初期設定がオンです。アプリストア経由の版では、利用者が共有に同意した場合に有効になります。初期状態を決めつけず、自分の設定を確認してください。

この設定は任意の使用状況データ用です。オフにしても、選択したクラウド解析先への内容送信や、ライセンス・アカウント確認、更新確認の通信まで止める設定ではありません。

機密情報を扱う前に

デバイス外へ出せない資料には、ローカルモデルの利用を検討してください。クラウド API を使う場合は、必要な条件を満たす有料枠を優先して検討し、保存期間やデータ利用の条件を確認してください。有料であることだけを判断基準にせず、組織の情報管理方針にも従ってください。

運用を始める前に、対象ファイルのコピーを別のフォルダに用意し、少数で試してください。コピーを使ってもデータの送信条件は変わらないため、送信してよい内容かの確認はテスト前に行います。どのモードでも、提案された名前を確認してから変更を適用してください。

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