自分のコンピュータで AI モデルを動かす

Self-Managed で Ollama、LM Studio、MLX を使う設定手順と、Mac・Windows でのモデル選び、確認方法、オフライン利用の条件を説明します。

手順更新日 2026年9月22日

Self-Managed では、自分の API キー(BYOK)またはローカルモデルを使えます。このページではローカルモデルを扱います。自分のコンピュータで動く AI モデルを使って、ファイル名の候補を作成できます。ファイル内容の解析は端末内で行われます。

前提条件
Mac または Windows の NameQuick 3 · Self-Managed · 有効なライセンス

補足

ローカルモデルが提案する名前はクラウドモデルのものより単純になりやすいため、すべての候補を確認してから適用してください。処理速度はコンピュータの性能によって変わります。

対応するエンジン#

エンジンMacWindows設定
Ollama対応対応別途インストール
LM Studio対応対応別途インストール、ローカルサーバーをオン
MLXmacOS 14 以降の Apple Silicon Mac 専用非対応NameQuick が管理する内蔵ランタイムで、別のサーバーアプリは不要。必要になったときに起動します

Intel Mac では、内蔵エンジンには Apple Silicon が必要だと案内されます。Ollama、LM Studio、またはクラウドプロバイダーを使ってください。このリリースの Windows には内蔵エンジンはありません。

エンジンを選んで起動する#

設定AI を開きます。ローカルエンジンは Mac上などのグループに並び、 プライベート · オフライン対応 · APIキー不要と表示されます。以下では端末名に Mac、エンジン名には主に Ollama を使って表示例を示しています。実際の表示は使用中の端末やエンジンに合わせて変わります。

使うエンジンのチップを選ぶと、NameQuick が状態を自動で確認します。接続先アドレスの入力やターミナルのコマンドは不要です。表示された状態に応じて進めます。

「OllamaはMacにインストールされていません」

Ollamaをダウンロード ↗ で公式サイトを開き、インストールします。

「Ollamaが起動していません」

NameQuick から起動できます。 エンジンを自動で起動を有効にすると、名前変更で必要になったときに NameQuick がエンジンを起動します。

「LM Studioのサーバーがオフです」

LM Studio を開き、 Developer タブでローカルサーバーをオンにします。

「Ollamaが応答しません。ポートがブロックされている可能性があります」

Windows でネットワークへのアクセス許可を求められたら許可し、 エンジンを再起動を試します。解決しない場合は、トラブルシューティングも参照してください。

端末に合うモデルを入手する#

Mac上のモデルには おすすめと 使用中のモデルが表示されます。後者では、Ollama などで既にインストールしたモデルも確認できます。モデル名だけで選ばず、端末との相性と、読み取れる内容を確認してください。メモリが足りない場合は、モデルの必要量と端末の容量が表示されます。

アプリの表示意味
メモリに収まる見込みですこれを目安に選びます
このモデルにはメモリの余裕が少なめです小さなモデルも検討してください
テキスト専用。スキャンには画像対応モデルが必要ですスキャン PDF や写真には、画像を読めるモデルを選びます
スキャンと写真に対応スキャン PDF や写真にはこちらを選びます

入手を選ぶと、たとえば 4 GBをダウンロードしますか? と確認が出ます。表示サイズを確認してダウンロードを確定します。進捗には取得済みの量と総量が表示され、同時に取得できるモデルは1つです。

NameQuick はディスクの空き容量も確認します。ダウンロードを中断しても、未完成のモデルがインストール済みとして残ることはありません。 再開で続きから取得できます。不要なモデルは 削除で削除し、空き容量を増やせます。

読み取れる内容と上限#

ファイルローカルで読み取る内容
テキスト PDF最大15ページの抜粋。一度に扱える情報量が小さいモデルでは、対象のページ数がさらに少なくなります。文書全体が読まれることを前提に、候補を判断しないでください。
スキャン PDF、写真ページ画像として読み取り、上限は3ページ。画像対応モデルが必要です。
音声、動画ローカル処理に対応していません

ファイルの種類だけでなく、PDF に文字情報があるか、スキャン画像なのかも確認してモデルを選びます。

少数のコピーで試す#

ファイルを追加する前に、エンジン、モデル、処理モード、候補の適用方法を設定します。最初は元のファイルを使わず、端末内のフォルダにコピーを数個用意してください。

  1. エンジンとモデルを確認する

    設定AI

    使うローカルエンジンとモデルを選択済みか確認します。 ファイルの処理モードも、ファイルを追加する前に目的に合わせて選びます。

  2. 先に確認する設定にする

    設定名前変更

    追加するファイルの候補の適用を 先に確認にします。

  3. コピーを追加して確認する

    用意したコピーを追加し、候補を1件ずつ確認します。元の内容と名前が合っているか、重要な情報の抜けや誤りがないかを調べ、正しい候補だけを適用してください。

ファイルの追加から候補の確認・適用までの流れは、クイックスタートを参照してください。

通信、オフライン利用、費用#

すべてMac上で完結します。 は、ファイル内容の解析が端末内で行われることを示します。アプリ全体が一切通信しないという意味ではありません。

ローカルモデルの利用には、クラウド AI のリクエストごとの料金はかかりません。ただし、ハードウェア、電力、モデルを保存するディスク容量、NameQuick のライセンスは必要です。詳しくは ライセンスの説明を参照してください。

注意

エンジンのインストール、モデルのダウンロード、NameQuick のライセンス確認とアプリの更新確認にはインターネットを使います。Self-Managed のライセンスはオンラインで再確認されます。確認に成功した後は最大7日間オフラインで使えますが、それ以降も使い続けるには再接続が必要です。オフラインで作業する前に、必要なモデルの取得とライセンス確認を済ませてください。

Custom server address(カスタムサーバーアドレス)は別のクラウド型の接続方法です。接続先が localhost でも、このページで説明するローカルエンジンとしては扱われません。localhost の指定だけで、同じ端末内処理やプライバシー条件が保証されるわけではありません。