対応ファイル形式

Mac と Windows で NameQuick 3 が受け付けるファイル形式と、内容の読み取り方、AI の使い方ごとの制限を説明します。

リファレンス更新日 2026年10月18日

NameQuick 3 は、PDF や Office ファイルからカメラの RAW、音声、動画まで、70 を超える拡張子に対応しています。Mac と Windows で対応は同じです。ファイルの名前は、元の名前や拡張子ではなく、中身から付けます。ファイルを読み取れるかどうかは、形式と AI の使い方によって変わります。ほかの拡張子のファイルは受け付けません。アプリの項目名は日本語版の表示名で書いています。

認識するファイル形式#

対応する形式の一覧です。最後の列は、NameQuick 自身の AI サービスである Managed で送る内容です。制限は表の下にあります。

種類拡張子Managed で送る内容
PDFPDFPDF そのもの。15 ページを超える場合は最初の 15 ページだけ。
画像JPG, JPEG, PNG, GIF, WebP, BMP, TIF, TIFF, HEIC, HEIF画像をそのまま。
カメラの RAWRAW, ARW, CR2, CR3, NEF, DNG, RAF, ORF, RW2, SR2, PEF, RWL, NRW, SRW, 3FR, IIQ, MOS, KDC, MRW, MEFファイル内に保存された JPEG プレビュー。使えるプレビューがない場合は読み取れません。
ベクター画像SVG, AI, EPSSVG と PDF 互換の Illustrator ファイルは画像に変換します。EPS と古い Illustrator ファイルは認識しますが、読み取れません。
WordDOCX文書の本文。ヘッダー、フッター、脚注は読み取りません。
ExcelXLSX, XLSM一部だけ:最大 12 シートの、それぞれ先頭の行。XLSM のマクロは実行しません。
PowerPointPPTXスライドの文字。発表者ノートは読み取りません。
Apple の書類PAGES, NUMBERS, KEYファイル内に保存されたプレビュー(PDF または画像)。本文すべては読み取りません。プレビューがない場合は読み取れません。
テキスト、マークアップ、コードTXT, MD, CSV, HTML, CSS, JS, PY, XML, RTF, DOC本文。256,000 文字を超える場合は、先頭・中ほど・末尾の抜粋。
音声MP3, WAV, M4A, AAC, FLAC, OGG, OPUS, AIF, AIFF, AIFC, CAF, WMAファイルをメディアとして送信。どこまで理解できるかはモデルによります。
動画MP4, MPEG, MPG, MOV, AVI, FLV, WEBM, WMV, 3GPファイルをメディアとして送信。どこまで理解できるかはモデルによります。

一覧にある拡張子でも、すべての AI モデルがその種類のファイルを読み取れるとは限りません。特に音声・動画や、保存されたプレビューに頼る形式は、実際のファイルで試してください。違いは下の「AI の使い方ごとに読み取れるもの」で説明しています。

ファイルの種類ごとの読み取り方#

書類#

PDF、Word 文書、PowerPoint のプレゼンテーション、表計算、テキストファイルを読み取り、AI が日付、金額、取引先名、番号、書類の種類を見つけられるようにします。15 ページを超える PDF は最初の 15 ページから名前を付け、履歴 のレシートに 最初の15ページのみ と表示されます。Excel ファイルは一部だけを読み取るため、全行の合計は保証されません。Pages、Numbers、Keynote のファイルは、保存されたプレビューから読み取り、本文すべては読み取りません。

スキャンした PDF

AI モデルがページの画像からスキャンした PDF を読み取ります。名前を付けるための OCR の工程は別になく、設定も不要です。

画像#

AI モデルが画像そのものを見て、場面、ランドマーク、物、ブランド、活動を判断します。カメラの RAW ファイルは、中に保存された JPEG プレビューから読み取ります。カメラが保存した日時や場所の扱いは、下の「写真の情報(EXIF)」を参照してください。

音声#

音声ファイルは、AI の使い方が音声に対応している場合に、メディアとして AI モデルに送ります。上の形式のボイスメモ、ポッドキャスト、音楽の録音を受け付けます。NameQuick 自体は文字起こしを行わず、ファイルの情報だけで名前を付ける代替処理もありません。音声に対応していない場合、そのファイルには名前が付かず、NameQuick が理由を表示します。

動画#

動画ファイルは、AI の使い方が動画に対応している場合に、メディアとして AI モデルに送ります。上の形式の画面収録、カメラの映像、ダウンロードした動画を受け付けます。音声と同じく、ファイルの情報だけで名前を付ける代替処理はありません。

AI の使い方ごとに読み取れるもの#

注意

50 MB を超える PDF、パスワード付きの PDF、EPS ファイル、古い Illustrator ファイルは、どの使い方でも読み取れません。

Managed は上の表のすべての種類を読み取ります。Self-Managed では、接続先によって AI に届く内容が変わります。

接続先読み取れるもの
OpenAI、Anthropic、OpenRouter、Mistralテキスト、画像、PDF。音声と動画は不可。
Gemini と Vertex AI(ダウンロード版の Mac のみ)上のすべて。音声と動画も含みます。
Custom(OpenAI 互換の自分のサーバー)テキスト、画像、PDF。音声と動画は不可。サーバーが PDF ファイルを受け付けない場合は、ページを画像として送ります。
ローカル:Ollama、LM Studio、MLX、Windows の内蔵テキスト、画像、PDF。音声と動画は不可。写真やスキャンには、画像を読み取れるモデルが必要です。

Mac App Store 版にはローカルモデルがありません。必要な形式に対応しているか、使う AI を確認してください。

スキャンした書類の OCR

名前を付けるための OCR の工程は、NameQuick には別にありません。スキャンした PDF や撮影した書類の文字は、AI モデルがページの画像から読み取ります。ローカルモデルでは画像を読み取れるモデルが必要で、スキャンした PDF は、最初の15ページのうち最大 3 ページ(最初のページ、中ほどの 1 ページ、最後のページ)から読み取ります。

うまく読み取れるかはスキャンの状態によります。モデルが文字や単語を読み間違えることがあるため、ぼやけたスキャンや読みにくいスキャンは、提案された名前を適用する前に確認してください。内容検索はローカルの索引にデバイス上の OCR を使いますが、名前を付ける処理とは別です。

写真の情報(EXIF)#

カメラやスマートフォンは、写真ごとに撮影時の情報(EXIF データ)を保存します。ルールはこれを直接読み取ります。撮影日、カメラ、画像サイズ、GPS データの有無です。条件やフォルダのパスに使えるため、たとえば撮影日ごとに写真を整理できます。

名前を付けるときは違います。保存されたこの情報は使いません。「撮影日」のようなプリセットの項目は、画像に写っている内容から AI が埋めるため、値が空になったり、間違ったりすることがあります。提案される名前に、カメラの日時や場所が使われるとは考えないでください。

スマートリネームはこのページで説明した内容からファイルに名前を付け、内容検索はあとからその内容でファイルを探します。