混在フォルダのファイルに中身から名前を付ける

PDF、スキャン、スクリーンショット、Office ファイル、写真、音声・動画を、中身から名前変更する手順と確認事項、制限を説明します。

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NameQuick 3 は、Mac と Windows で、形式が混在するフォルダのファイルに中身から名前を提案します。候補を確認して適用するか、自動で適用できます。

NameQuick 3 のアプリ画面は英語で表示されます。このページでは操作名を画面の表示どおり英語で示し、初めて出てくるときに日本語の意味を添えています。

名前変更の例

名称・会社名は架空の例です。拡張子は変わりません。

種類変更前変更後
スキャン PDFscan0047.pdf2024-03-15_ACME_Invoice_1240-USD.pdf
スクリーンショットスクリーンショット 2024-03-14 11.02.png2024-03-14_Stripe_Dashboard_MRR.png
写真IMG_4382.jpgGolden-Gate-Bridge_Sunset.jpg
Worddocument (3).docx2024_Service-Agreement_XYZ-Corp.docx

スクリーンショットの日付は、画像内に表示されている場合だけ信頼できます。画像と候補を照合してください。

形式ごとの読み方と制限

ファイル形式読み方注意点
テキスト入り PDF・Word・テキストテキストとして読みます。Managed で15ページを超える PDF は先頭15ページだけを送信し、 History(履歴)の記録に Partial document sent(文書の一部を送信)と表示します。長い Word・テキストは先頭部分だけです。
表計算内容をサンプリングします。全セルを読むわけではありません。
Pages・Numbers・Keynote埋め込みプレビュー画像を使います。文書全体のテキストを読む方法ではありません。
スキャン・紙を撮った写真AI モデルがページ画像を読みます。命名用の独立したローカル OCR 処理はなく、誤読もあります。ローカルモデルではスキャン PDF を最大3ページの画像に変換するため、画像対応モデルが必要です。
写真・スクリーンショット・RAW画像として送り、見える内容を説明します。RAW は埋め込みプレビューを使います。候補名に EXIF の日付や GPS は使いません。
音声・動画Managed、または Self-Managed の Gemini キーでメディアとして送信します。他のプロバイダ・ローカルモデルは非対応です。メタデータだけでの代替処理や文字起こしはありません。

Managed は暗号化 PDF と50 MB超のファイルを処理できません。対応形式も確認してください。

命名方法を決めてテストする

単発で内容を表す名前を付けるには Smart Rename(スマートリネーム)を使います。同じ基準でそろえるなら、 Presets(プリセット)→ New Preset(新規プリセット)を開きます。混在フォルダには Written instructions(文章で指定)、固定項目には Filename template(ファイル名のパターン)を選びます。

文章で指定する例です。

書類は確認できる日付・発行元・種類、写真・音声・動画は主題で命名してください。
画像の日付は画像内で読める場合だけ使い、不明な情報を推測で補わないでください。

Test this Preset(このプリセットをテスト)→ Choose a sample file…(サンプルファイルを選択…)→ Test Preset(プリセットをテスト)で、扱う種類ごとに1ファイルずつ試します。NameQuick のテストは無料ですが、Self-Managed のプロバイダ側で課金される場合があります。プリセットの有効な変更は自動保存されます。

Filename template で値が見つからない場合は、 If not found(見つからない場合)で扱いを指定します。

  • Skip file(ファイルをスキップ)は名前を変更せず、確認待ちにします。
  • Leave out(省略(任意))は項目を省きます。
  • Use text(代替テキストを使用)は、自分で指定した REVIEW などの目印を入れます。

アプリが確認用マーカーを自動で付けることはありません。 Written instructions でも独自の目印を指示できますが、判断はモデルに委ねられます。モデルには名前を捏造しないよう指示されており、確実に命名できない場合は候補を出しません。

その場でまとめて処理する

  1. Settings(設定)→ Renaming(名前変更)の Apply suggestions from files you add(追加するファイルの候補の適用)を Review(先に確認)にします。 Quick Rename(クイックリネーム)の Review before applying(適用前に確認)も同じ設定です。
  2. ファイルを追加する前に Smart Rename またはプリセットを選びます。処理モードと適用設定は追加時に記録されます。アプリにドラッグするか Add files(ファイルを追加)を使うと、 Quick Rename に入ります。
  3. 全候補の日付・会社名・金額・種類を元ファイルと照合します。問題なければ Apply 4 names(4件の名前を適用)で、準備済みの候補をまとめて適用します。ボタンの件数は4件の例です。
  4. 個別編集や選択分だけの適用はできません。問題があれば適用せず、処理完了後に Clear(クリア)で一覧を空にします。ファイルは削除されません。プリセットを修正・再テストし、元ファイルの新しいコピーを追加します。

1バッチは1つの処理モードです。種類別に異なるプリセットを使うなら、バッチか監視フォルダを分けてください。

継続して入ってくるファイルを処理する

  1. SettingsFolders(フォルダ)→ Add folder(フォルダを追加)で、空のテスト用フォルダを接続します。処理モードにテスト済みのプリセットを選び、 Hold for Review(確認待ちにする)にします。接続時の既存ファイルは初期状態として記録され、名前変更されません。
  2. 新しいファイルを入れ、サイドバーの Review(確認)で候補を確認します。 Apply this name(この名前を適用)か Apply and next(適用して次へ)で承認します。その場で名前を編集した場合は Apply edit(編集を適用)を押します。
  3. チェックした複数件には Apply selected (4)(選択した4件に適用)/ Keep original (4)(元のまま保持(4件))を使います。承認すると、移動などの名前変更後ルールも実行される場合があります。
  4. 結果が安定してから、フォルダを Apply automatically(自動で適用)に切り替えます。監視中は NameQuick を起動しておきます。Mac はウィンドウを閉じても動作しますが、Windows は閉じると終了するため最小化してください。

Rules(ルール)は完成後の名前に含まれる語句で移動やタグ付けができ、EXIF も読めます。ただし文書の中身は読まず、 Quick Rename には適用されません。有効な変更は自動保存されます。詳しくは監視フォルダルールを参照してください。

記録と取り消しを確認する

名前変更ごとに History に記録が残ります。 Undo(取り消す)/ Undo all 4(4件すべて取り消す)は、記録された名前変更や移動を可能な範囲で戻します。元の場所に同名ファイルがある、ファイルが移動済み・見つからない、別のアプリで開かれている場合などは失敗します。やり直し機能はありません。

ほかの方法との違い

方法向いている用途苦手なこと・限界
手動の名前変更数個のファイル大量だと手間がかかります。
Automator・Shortcuts・PowerToys 系の一括変更文字列パターン・連番中身を読みません。
メタデータ専用の写真ツールEXIF の撮影日文書に何が書かれているかは判断しません。
OCR ツール検索可能なテキストの作成命名や候補確認は行いません。
NameQuick内容からの候補、確認、操作記録Mac/Windows の1人用デスクトップアプリです。文書管理システムや全文検索用アーカイブではありません。

よくある質問

内容はどう読みますか?

形式に応じてテキスト・画像・メディアとして読みます。全体を読むとは限らず、上表のページ上限やサンプリングが適用されます。

スクリーンショットや写真も見た目で命名できますか?

はい。画像に写る内容から提案します。EXIF の日付や GPS は候補名に入りません。

文字を選択できないスキャンは?

モデルがページ画像を読みます。命名用のローカル OCR はなく、誤読もあります。ローカルモデルは画像対応が必要で、スキャン PDF は最大3ページです。

解析でファイルは変わりますか?

読み取り自体は内容を変えません。ただし、設定によりタグや説明をファイルへ書き込めます。監視フォルダの Rules は移動や日時の設定もできます。 Quick Rename は名前だけを変更します。

データの送信先

Managed は内容を NameQuick の EU クラウドで処理し、AI 学習には使わず、処理後に削除します(遅くとも24時間以内)。Self-Managed のクラウドキーでは選んだプロバイダへ直接送り、ローカルモデル(Mac/Windows の Ollama・LM Studio、Apple Silicon Mac の MLX)は端末内で解析しますが、インストール、ダウンロード、ライセンス・更新確認にはインターネットを使います。詳しくはデータのプライバシーを参照してください。

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