NameQuickの仕組み

NameQuickは各ファイルの中身を読み取り、その内容から名前を付けます。このページでは、ファイルの種類ごとに読み取る内容、ファイルから名前ができるまでの4つのステップ、何がどこに送られるかを説明します。

Before
Scan_0042.pdf
IMG_4823.jpg
document_final_v2.docx
After
2024-03-15 Amazon 請求書.pdf
パリ エッフェル塔.jpg
Acme 業務委託契約書(署名済み).docx

ファイルの種類ごとにNameQuickが読み取る内容

NameQuickが読み取れる内容は、ファイルの種類と、AIの使い方によって変わります。 対応ファイル形式の一覧を見る

書類

PDF, DOCX, PPTX, Pages, Keynote, TXT, MD

  • 書類の種類とタイトル(請求書、契約書、領収書、報告書、手紙、履歴書)
  • 当事者や関係者(取引先、顧客、差出人、署名者)
  • 主な日付と番号(請求日、支払期限、注文番号、口座番号、案件番号)
  • 金額、明細、合計(小計、税額、残高、通貨)
  • 状態と版(下書き、最終版、署名済み、支払済み)
  • スキャンした PDF や画像だけの PDF:AI モデルがページの画像から文字を読み取ります
  • 長い PDF は最初の15ページだけを読み取ります
  • Pages、Numbers、Keynote のファイルは、ファイル内に保存されたプレビューから読み取ります。本文すべては読み取りません

画像

JPG, PNG, WEBP, HEIC

  • 被写体、場面、場所(海辺、街並み、結婚式、商品写真)
  • ランドマークや場所(エッフェル塔、ゴールデンゲートブリッジ)
  • 活動、動物、料理、ブランド、ロゴ
  • 画像内の文字。AI モデルが画像から読み取ります(看板、ラベル、スライド、手書き)
  • スクリーンショットや撮影した書類(領収書、メニュー、名刺)
  • 日付。写真に写っている場合だけ
  • 名前を付けるときは、カメラがファイルに保存した日時や場所は使いません。ルールでは使えるため、撮影日ごとに写真を整理できます

データファイル

CSV, XLSX

  • 列見出しとシート名
  • データの傾向や分類
  • データ内の日付の範囲
  • Excel ファイルは一部(各シートの先頭の行)だけを読み取るため、全行の合計は保証されません

音声ファイル

MP3, WAV, M4A

  • AI モデルが録音から読み取れる内容
  • Managed、または自分の Gemini か Vertex AI のキーが必要です。ほかのプロバイダーやローカルモデルでは名前が付きません
  • 文字起こしや話者の識別は、NameQuick 自体にはありません

動画

MP4, MOV

  • AI モデルが動画から読み取れる内容
  • Managed、または自分の Gemini か Vertex AI のキーが必要です。ほかのプロバイダーやローカルモデルでは名前が付きません
  • 文字起こしや話者の識別は、NameQuick 自体にはありません

ファイルから名前まで

どのファイルも同じ4つのステップを通ります。

1

ファイルを読み取る

ファイルは、追加したフォルダ(届いた新しいファイル、または「すべてのファイル」で選んだファイル)、クイックリネーム、名前変更のショートカット、Windows エクスプローラーの「送る」、メール取り込みで届く PDF の添付ファイルから入ります。NameQuick は各ファイルを AI 用に準備します。Word やテキストファイルは本文、PDF はそのまま、写真やスキャンは画像を使います。名前を付けるための OCR の工程は別にありません。AI モデルがページの画像からスキャンを読み取ります。

2

AI で内容を理解する

AI がファイルの種類(請求書、領収書、契約書、旅行の写真など)を判断します。AI の実行先は、Managed、自分の API キー(Self-Managed)、Mac や Windows PC 上のローカルモデルから選べます。

3

わかりやすい名前を作る

スマートリネームでは、AI がわかりやすい名前を自分で選びます。プリセット(文章で指定、またはファイル名のパターン)では、形式を自分で決め、AI が内容からそれを埋めます。

4

名前を適用する

新しくインストールした場合は、名前ができしだい適用されます。先に名前を確認したい場合は、「設定 › 名前変更」で、追加するファイルと監視フォルダのそれぞれを「先に確認」にします。自分で追加したファイルは「クイックリネーム」で、監視フォルダのファイルは新しい名前が付いた状態で「すべてのファイル」で待機します。名前変更はすべて「履歴」に記録され、「取り消す」で元の名前に戻せます。ただし、ファイルがその後移動された場合や、別のファイルが元の名前を使っている場合などは、取り消せないことがあります。ルールが行った操作は、取り消しでは元に戻りません。

何がどこに送られるか

AIの使い方によって変わります。

Managed か、自分の AI か

Managed では、NameQuick が EU 内のサーバーにある AI モデルにファイルを送ります。ファイルが AI の学習に使われることはありません。Self-Managed では、OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter、Mistral、または OpenAI 互換の自分のサーバー(Custom)のキーか、Ollama、LM Studio、MLX のローカルモデルを使います。MLX には Apple シリコン搭載で macOS 14 以降の Mac が必要です。Windows には内蔵のローカルエンジン(内蔵)もあり、ダウンロード版の Mac では自分の Google Cloud プロジェクトで Vertex AI も使えます。

送るのは必要なものだけ

名前を付けるために NameQuick が送るのは、準備した内容だけです。Word やテキストファイルの本文、PDF そのもの(最大で最初の15ページ)、Pages、Numbers、Keynote のプレビュー、写真やスキャンの画像です。Managed では一時的に保存され、処理後に削除されます(遅くとも24時間以内)。自分のキーを使う場合は、そのプロバイダーに直接送られます。ローカルモデルでは、ファイルの内容はパソコンの外に出ません。ただし、ライセンスの確認、モデルのダウンロード、アップデートの確認、クラッシュレポートと利用統計の送信にはインターネットを使います。

名前を適用するタイミングは自分で決める

「先に確認」にすると、適用前にすべての名前を確認でき、「履歴」から記録された名前変更を取り消せます。NameQuick がファイルの中身を変えることはありません。監視フォルダやメール取り込みで届いたファイルには、ルールで移動、タグやコメントの追加、色分け、アーカイブ、ゴミ箱への移動、日付の変更ができます。

自分のファイルで試す

NameQuickをダウンロードして、スマートリネームで最初のファイルの名前を変更しましょう。

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