自分の API キーを使う(Self-Managed)

Mac と Windows の NameQuick 3 で、OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter、Mistral、大学の AI ゲートウェイ、OpenAI 互換サーバーを接続する方法と、料金・キー管理・エラーへの対処を説明します。

手順更新日 2026年10月31日

NameQuick 3 の Self-Managed では、自分の API キー(BYOK:Bring Your Own Key)を使い、自分の AI サービスのアカウントでファイル名を付けます。Mac と Windows のどちらでも、OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter、Mistral、OpenAI 互換サーバーを利用できます。

前提条件
Mac または Windows の NameQuick 3 · Self-Managed。Managed は NameQuick のクラウドを使う方式で、キーは不要です。 設定の AI カテゴリは両 OS とも Self-Managed で表示され、Managed では非表示です。

API キーを用意する#

提供元の画面や手順は変わるため、キーの作成は次の公式案内を確認してください。

提供元作成場所注意点
OpenAIAPI キーの管理ページ(英語)API の請求は ChatGPT の契約とは別で、ChatGPT の有料契約に API クレジットは含まれません。詳しくは課金の公式案内(英語)を確認してください。
AnthropicClaude Console(公式の認証ガイド(英語))組織の方針に従い、利用するワークスペースに範囲を限定したキーを選んでください。
GeminiGoogle AI Studio(公式のキー作成ガイド(英語))利用枠とデータ利用条件はプロジェクトの課金区分によって異なります。課金の案内(英語)を確認してください。無料枠ではデータ利用条件が異なる場合があるため、機密書類を扱う前に確認が必要です。
OpenRouter公式の開始ガイド(英語)OpenRouter のキーを作成して残高を管理します。OpenRouter のキーは、OpenAI などの提供元に直接接続するキーとは別です。
MistralMistral コンソールプランによっては、1 分あたりのリクエスト数がモデルごとにごく少なく制限されていたり、使えないモデルがあったりします。レート制限で名前変更が止まる場合は、別のモデルを選ぶか、コンソールで上限を確認してください。
Customサーバーの案内OpenAI の chat API に対応したサーバー。下記を参照してください。

接続する(Mac・Windows 共通)#

設定AI を開きます。以下は OpenAI の例です。Anthropic、Gemini、OpenRouter、Mistral も同じ手順で接続できます。

  1. 提供元を選ぶ

    提供元で接続先を選びます。未接続なら OpenAIを接続が開きます。

  2. キーを貼り付ける

    OpenAIのAPIキーを貼り付けにキーを貼り付けます。余分な空白は自動で除去されます。

  3. 確認を待つ

    確認は自動で始まる場合があります。始まらなければ 接続をクリックします。 キーを確認中… または APIキーを検証中… の間は完了を待ちます。検証に成功したキーだけが保存されます。

  4. モデルを選ぶ

    接続した提供元が使用中になります。接続後は モデルでモデルを別途選びます。推奨モデルがあらかじめ選ばれています。一部の提供元では 推論の深さを 低、 中、 高から選べます。提供元とモデルの変更は自動保存され、保存操作は不要です。

成功すると 接続済み · キーをmacOSキーチェーンに保存しましたと表示されます。

成功すると 接続済み · キーをWindows資格情報マネージャーに保存しましたと表示されます。

補足

接続時の確認では、小さな API リクエストを実際に送り、キーが使えるか、課金や残高に問題がないかを確かめます。提供元でごく少額の料金が発生する場合があります。

OpenAI 互換サーバーを使う#

OpenAI の chat API に対応したサーバーは、 提供元 で カスタムを選んで設定します。サーバーの案内に従い、 ベースURLに接続先、 モデル名にモデルの識別名を入力します。キーは認証が必要なサーバーでのみ入力します。大学や行政機関の AI ゲートウェイ(ELM、Chat AI(GWDG)、Albert API など)を使う場合は、大学の AI ゲートウェイを使うをご覧ください。

注意

HTTPS でないアドレスには キーとファイルの内容は、このアドレスに暗号化せず送信されます。 と警告が出ます。外部サーバーには HTTPS を使ってください。

端末内で処理するローカルエンジンの設定は、ローカル AI モデルを参照してください。

キーの保管・交換・削除#

キーは Mac では macOS Keychain、Windows では Windows Credential Manager に保管され、平文の設定ファイルには保存されません。NameQuick アカウントからサインアウトしてもキーは残ります。

設定AI で対象の提供元を選びます。交換は 置き換え、削除は 削除→ キーを削除を使います。NameQuick で削除しても、提供元では失効しません。漏えいの可能性がある場合は、提供元の管理画面でキーを失効させてください。

料金と送信内容を確認する#

NameQuick のライセンス料金と提供元の利用料は別です。費用は提供元、モデル、ファイル内容、アカウントの条件で変わります。提供元の利用状況・請求ページを確認し、大量処理の前にファイルを数件コピーして試してください。

このプリセットをテストのサンプルテストは NameQuick 側では無料ですが、選んだ提供元を利用するため、API 利用料がかかる場合があります。命名方法はプリセットの設定で確認できます。

Self-Managed で外部の API を使う場合、命名に必要な内容が選択した提供元に送られ、命名のために NameQuick へ送られることはありません。画像や PDF などのファイル自体が送られる場合もあり、テキストの抜粋だけとは限りません。提供元が失敗しても Managed へ自動では切り替わりません。OpenRouter と Custom の接続先には、それぞれ独自のリクエスト転送やデータ利用の方針があります。利用前に確認してください。

接続できないとき#

提供元名を含む表示は OpenAI の例です。実際には選択した提供元の名前が入ります。

「APIキーが無効です。確認して再試行してください。」

提供元とキーの全文を確認し、貼り直してください。

前回の実行でOpenAIがキーを拒否しました。続行するには変更してください。 と出たら、以前使えたキーでも 置き換え で交換してください。

「キーは保存されましたが、OpenAIアカウントにAPIクレジットがありません。」

キーは保存されましたが、OpenAIアカウントにAPIクレジットがありません。OpenAIで支払いを設定してから、もう一度確認してください。 と出たら、提供元で支払い設定・残高を確認して再接続します。この状態ではキーは保存されません。

「接続がタイムアウトしました」または「インターネット接続がありません」

接続がタイムアウトしました。インターネット接続を確認してくださいまたは インターネット接続がありませんは通信の問題です。この表示だけでは、キーが無効とは判断できません。接続を確認して再試行してください。

現在、検証できません。再試行してください。 と出たら、時間を置いて再試行します。

モデル一覧を読み込めない

OpenAIのモデル一覧を読み込めませんでした。現在のモデルと推奨モデルを表示しています。 と出ても、現在のモデルと推奨モデルは選べます。通信状態を確認してください。

キーの保管領域を読み込めない

Mac では macOS Keychain、Windows では Windows Credential Manager が利用できるか確認してください。会社管理の端末では管理者に相談し、トラブルシューティングも参照してください。