自分の API キーを使う(Self-Managed)
Mac と Windows の NameQuick 3 で、OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter、OpenAI 互換サーバーを接続する方法と、料金・キー管理・エラーへの対処を説明します。
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NameQuick 3 の Self-Managed では、ご自身の AI サービスのアカウントを使ってファイル名を付けます。Mac と Windows のどちらでも、OpenAI、Anthropic、Gemini、OpenRouter、OpenAI 互換サーバーを利用できます。
NameQuick 3 のアプリ画面は英語で表示されます。このページでは操作名を画面の表示どおり英語で示し、初めて出てくるときに日本語の意味を添えています。
API キーを用意する
Managed は NameQuick のクラウドを使う方式で、キーは不要です。このページは Self-Managed 向けです。提供元の画面や手順は変わるため、キーの作成は次の公式案内を確認してください。
OpenAI: API キーの管理ページ(英語)で作成します。API の請求は ChatGPT の契約とは別で、ChatGPT の有料契約に API クレジットは含まれません。詳しくは課金の公式案内(英語)を確認してください。
Anthropic: 公式の認証ガイド(英語)を参照し、Claude Console で作成します。組織の方針に従い、利用するワークスペースに範囲を限定したキーを選んでください。
Gemini: 公式のキー作成ガイド(英語)に従い、Google AI Studio で作成します。利用枠とデータ利用条件はプロジェクトの課金区分によって異なります。課金の案内(英語)を確認してください。無料枠ではデータ利用条件が異なる場合があるため、機密書類を扱う前に確認が必要です。
OpenRouter: 公式の開始ガイド(英語)を参照し、OpenRouter のキーを作成して残高を管理します。OpenRouter のキーは、OpenAI などの提供元に直接接続するキーとは別です。
接続する(Mac・Windows 共通)
以下は OpenAI の例です。Anthropic、Gemini、OpenRouter も同じ手順で接続できます。
- Settings(設定)→ AI(AI)を開き、 Provider(提供元)で接続先を選びます。このカテゴリは両 OS とも Self-Managed で表示され、Managed では非表示です。
- 未接続なら Connect OpenAI(OpenAIを接続)が開きます。 Paste your OpenAI API key(OpenAIのAPIキーを貼り付け)にキーを貼り付けます。余分な空白は自動で除去されます。
- 確認は自動で始まる場合があります。始まらなければ Connect(接続)をクリックします。 Checking key…(キーを確認中…)または Validating API key…(APIキーを検証中…)の間は完了を待ちます。
- 成功すると Mac では Connected · key saved to the macOS Keychain(接続済み · キーをmacOS Keychainに保存しました)、Windows では Connected · key saved to Windows Credential Manager(接続済み · キーをWindows Credential Managerに保存しました)と表示され、接続した提供元が使用中になります。
接続時の確認では、小さな API リクエストを実際に送り、キーが使えるか、課金や残高に問題がないかを確かめます。提供元でごく少額の料金が発生する場合があります。検証に成功したキーだけが保存されます。
接続後は Model(モデル)でモデルを別途選びます。推奨モデルがあらかじめ選ばれています。一部の提供元では Reasoning effort(推論の深さ)を Low(低)、 Medium(中)、 High(高)から選べます。提供元とモデルの変更は自動保存され、保存操作は不要です。
OpenAI 互換サーバーを使う
OpenAI の chat API に対応したサーバーは、 Provider で Custom(カスタム)を選んで設定します。サーバーの案内に従い、 Base URL(ベースURL)に接続先、 Model name(モデル名)にモデルの識別名を入力します。キーは認証が必要なサーバーでのみ入力します。
HTTPS でないアドレスには Key and file content are sent unencrypted to this address.(キーとファイルの内容は、このアドレスに暗号化せず送信されます。)と警告が出ます。外部サーバーには HTTPS を使ってください。端末内で処理するローカルエンジンの設定は、ローカル AI モデルを参照してください。
キーの保管・交換・削除
キーは Mac では macOS Keychain、Windows では Windows Credential Manager に保管され、平文の設定ファイルには保存されません。NameQuick アカウントからサインアウトしてもキーは残ります。
Settings → AI で対象の提供元を選びます。交換は Replace(置き換え)、削除は Remove(削除)→ Remove key(キーを削除)を使います。NameQuick で削除しても、提供元では失効しません。漏えいの可能性がある場合は、提供元の管理画面でキーを失効させてください。
料金と送信内容を確認する
NameQuick のライセンス料金と提供元の利用料は別です。費用は提供元、モデル、ファイル内容、アカウントの条件で変わります。提供元の利用状況・請求ページを確認し、大量処理の前にファイルを数件コピーして試してください。
Test this Preset(このプリセットをテスト)のサンプルテストは NameQuick 側では無料ですが、選んだ提供元を利用するため、API 利用料がかかる場合があります。命名方法はプリセットの設定で確認できます。
Self-Managed で外部の API を使う場合、命名に必要な内容が選択した提供元に送られ、命名のために NameQuick へ送られることはありません。画像や PDF などのファイル自体が送られる場合もあり、テキストの抜粋だけとは限りません。提供元が失敗しても Managed へ自動では切り替わりません。OpenRouter と Custom の接続先には、それぞれ独自のリクエスト転送やデータ利用の方針があります。利用前に確認してください。
接続できないとき
提供元名を含む表示は OpenAI の例です。実際には選択した提供元の名前が入ります。
Invalid API key. Please check and try again.(APIキーが無効です。確認して再試行してください。)と出たら、提供元とキーの全文を確認し、貼り直してください。
Your OpenAI account has no API credit. Add billing with OpenAI, then try again.(OpenAIアカウントにAPIクレジットがありません。OpenAIで支払いを設定して再試行してください。)と出たら、提供元で支払い設定・残高を確認して再接続します。この状態ではキーは保存されません。
Connection timed out — check your internet(接続がタイムアウトしました。インターネット接続を確認してください)または No internet connection(インターネット接続がありません)は通信の問題です。この表示だけでは、キーが無効とは判断できません。接続を確認して再試行してください。
Unable to validate right now. Please try again.(現在、検証できません。再試行してください。)と出たら、時間を置いて再試行します。
OpenAI rejected this key on the last run. Replace it to continue.(前回の実行でOpenAIがキーを拒否しました。続行するには変更してください。)と出たら、以前使えたキーでも Replace で交換してください。
Couldn't load OpenAI's model list. Showing your current model and the recommended set.(OpenAIのモデル一覧を読み込めませんでした。現在のモデルと推奨モデルを表示しています。)と出ても、現在のモデルと推奨モデルは選べます。通信状態を確認してください。
キーの保管領域を読み込めない場合は、Mac では macOS Keychain、Windows では Windows Credential Manager が利用できるか確認してください。会社管理の端末では管理者に相談し、トラブルシューティングも参照してください。