NameQuickとFlexible Renamerの比較

NameQuickは、ファイルの中身から名前を付けます。
Flexible Renamerは、今の名前を規則どおりに変換します。

Flexible Renamerは、Naru氏が作成しVectorで配布されている無料のWindows用リネームソフトで、インストールせずに使えます。正規表現やワイルドカード、30種類近いプリセット(連番、全角・半角の変換など)、MP3のタグやJPEGのExif、VBScript・JScriptのスクリプトを使って、ファイル名とフォルダー名をまとめて変更できます。NameQuickは、ファイルの中身をもとに名前を付けるMac・Windows向けアプリです。この比較は公開情報の調査にもとづくもので、実機でのインストール検証ではありません。

Flexible Renamerは無料のフリーソフトです。NameQuickのSelf-ManagedはWindows・Macとも50回まで無料・カード不要。Managedの体験版は14日間または50回の名前変更で終了します。

NameQuick

NameQuick

AIがファイルの中身を読んで名前を付けます

vs

Flexible Renamer

インストール不要で使える、日本製のWindows用リネームフリーソフト

結論

新しい名前を今の名前やタグ情報から作れるなら、Flexible Renamerで足ります。正規表現、連番、全角・半角の統一、MP3のタグやExifを使った変更が、インストール不要の無料ソフトでできます。なお、最新版は2011年3月6日のv8.4で、配布ページに記載されている対応OSはWindows 7までです。スキャンした請求書の取引先や日付のように、必要な情報がファイルの中にある場合や、フォルダに新しいファイルが次々に届く場合は、NameQuickが向いています。

NameQuickNameQuickが向いている場合
Scan_0042.pdfやIMG_2847.jpgを、中身にしか書かれていない取引先・日付・書類の種類を使った名前にしたいとき。Macでも同じように使いたいとき。
Flexible Renamerが向いている場合
必要な情報がすでにファイル名やタグにあり、全角・半角の統一、連番、正規表現を無料で使いたいとき。
併用する場合
NameQuickで各ファイルの中身から分かりやすい名前を付け、そのあとFlexible Renamerで表記をそろえたり、連番を付けたりできます。アプリ同士が連携するわけではなく、同じファイルに順番に使います。

ひと目で比較

基本の仕組みNameQuick:AIが文書のテキスト、スキャン、写真を読み取り、名前を提案Flexible Renamer:今の名前に置換、正規表現、プリセット、スクリプトを適用。MP3のタグやJPEGのExifも利用可能
料金NameQuick:Self-Managed:1台分US$ 69の買い切り/Managed:月額US$ 12〜99Flexible Renamer:無料(フリーソフト)
始め方NameQuick:ファイルやフォルダを追加し、スマートリネームかプリセットを実行。新しいファイルは監視フォルダで処理Flexible Renamer:ZIPファイルを展開し、Flexible Renamer.exeを起動(インストール不要)。左のフォルダーツリーで対象を選び、中央でリネームの方法を指定
対応環境NameQuick:Windows:x64版/Mac:macOS 11以降Flexible Renamer:Windows。配布ページに記載されている対応OSはWindows 2000・XP・Vista・7で、Windows 10・11への対応の表記は2026年9月24日時点で公開情報では確認できません
現在のリリースNameQuick:Windows版・Mac版を継続して更新Flexible Renamer:バージョン8.4(2011年3月6日)。それ以降の版は、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません
機能ごとの比較

できることの違い

項目NameQuickNameQuickFlexible Renamer
中身から名前を決める文書のテキストを読み取り、スキャン、スクリーンショット、写真はAIモデルが画像から直接読み取ります。そのうえで取引先、日付、書類の種類などの項目を埋めます。今の名前に加えて、MP3のタグやJPEGのExifを名前に使えます。文書本文の読み取り、スキャンのOCR、AIによる命名は、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。
パターンとスクリプトプリセットでは、文章で指示を書くか、AIが読み取った項目と固定の文字を組み合わせたテンプレートを使います。項目が見つからないときは、そのファイルを飛ばす、項目を省く、指定した文字を入れる、から選べます。この点はFlexible Renamerが優れています。ワイルドカードと正規表現(Vectorの紹介ではPerl互換)、文字列の置換、文字変換のモード、VBScript・JScriptのスクリプトに対応し、多段階の絞り込みで対象を選べます。サブフォルダーを含め、ファイル名とフォルダー名の両方を変更できます。
プリセット(連番・全角半角)よく使う命名方法をプリセットとして保存し、同じ形式の書類に繰り返し使えます。窓の杜の紹介によると、30種類近いプリセットがあり、大文字・小文字や全角・半角の相互変換、名前の先頭や末尾への連番、先頭や末尾から指定した文字数の削除などを選ぶだけで使えます。日本語のファイル名を整える変換がそろっているのは、日本製ソフトならではの強みです。
タグとメタデータAIが写真に写っている内容を読み取り、撮影日の項目も埋められます。ルールではEXIFの情報を条件に使えます。タグリネームで、MP3のタグやJPEGのExifを名前に使えます。Microsoft Office文書のプロパティなど、ファイルに埋め込まれた情報で対象を絞り込むこともできます。
適用前の確認と取り消し根拠とあわせて候補を確認でき、取り消せる状態であれば履歴から元に戻せます。変更後の名前が「新しい名前」の列にリアルタイムで表示され、元の名前と並べて確認できます。元に戻す機能で以前の名前に戻せます。何回前まで戻せるかは、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。
繰り返しの自動処理Windows・Macの監視フォルダで、新しく届いたファイルを処理します。初期状態は確認待ちで、適用前に名前を確認できます。フォルダーツリーで対象を選び、画面から実行します。監視フォルダや、スケジュール・ファイルの到着をきっかけにした実行は、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。
名前変更以外の処理ルールで、名前を変えたファイルの移動やタグ付けができます。Windowsではタグをファイルのプロパティに書き込み、PDF、PNG、プレーンテキストのファイルは対象外です。ファイルの属性やタイムスタンプ(日時)を一括で変更できます。ファイルの移動や振り分けは、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。
対応OSと更新Windows(x64)とMac(macOS 11以降)の両方で、中身からの命名、監視フォルダ、ルール、履歴と取り消しを使えます。Windows用のソフトです。配布ページに記載されている対応OSはWindows 2000・XP・Vista・7で、Windows 10・11で使っている紹介記事はありますが、作者による対応の表記は2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。CPUの種類(32ビット・64ビット、ARM64)の記載とMac版も、公開情報では確認できません。最新版は2011年3月6日のv8.4です。
AIと処理場所ローカルモデル(OllamaまたはLM Studio)、ご自身のクラウドAPIキー、EU経由のManagedサービスから選べます。ローカルモデルなら解析はお使いのパソコン内で行い、ご自身のキーを使う場合、内容はその事業者に直接送信されます。入力したパターン、プリセット、スクリプトを名前に適用するソフトです。AIで名前を付ける機能は、2026年9月24日時点で公開情報では確認できません。
NameQuick

NameQuickを選ぶとよいケース

  • スキャンした請求書や領収書、PDFがScan_0042.pdfのような名前で、取引先や日付はページの中にしか書かれていない。
  • 監視フォルダに届いたファイルに名前を付け、ルールで移動まで済ませたい。適用前には名前を確認したい。
  • 提案された名前をファイル内の根拠と一緒に確認し、履歴から取り消せるようにしたい。
  • 対応環境が明記され、更新が続いているソフトを使いたい。WindowsとMacで同じように中身から名前を付けたい。

Flexible Renamerを選ぶとよいケース

  • 必要な情報がすでにファイル名にあり、正規表現やワイルドカードで置換・削除したい。
  • 全角・半角の統一、大文字・小文字の変換、連番を、プリセットを選ぶだけで済ませたい。
  • 音楽ファイルはMP3のタグ、写真はJPEGのExifから名前を付けたい。ファイルの属性やタイムスタンプも一緒に変えたい。
  • インストール不要の無料ソフトを使いたい。Windows 10・11で使う場合は、まず重要でないファイルのコピーで動作を確かめてください。
併用もできます

中身からの命名はNameQuickで、表記の仕上げはFlexible Renamerで。

ファイルを開かないと名前を決められないものはNameQuickで、今の名前やタグから作れるものはFlexible Renamerで処理します。

Scan_0042.pdf2026-05-02_青空商事_請求書_4471.pdfそのあとFlexible Renamerのプリセットで、フォルダ内のファイルの末尾に連番を付けるなど、表記をまとめてそろえられます。
報告書_2026年度.docx報告書_2026年度.docx全角の数字を半角にそろえるだけなら、Flexible Renamerのプリセットで無料でできます。NameQuickは必要ありません。

同じファイルに順番に使う作業で、アプリ同士の連携ではありません。

よくある質問

PowerRenameとの違いと使い方も見る:PowerRename・Flexible Renamer・NameQuickを比較

Flexible Renamerに関する事実と情報源

Vectorの紹介ページとダウンロードページ、作者の英語ページ、窓の杜の紹介ページと記事の掲載内容を、検索結果に表示された抜粋で確認しました。Vectorのページは調査環境から直接開けず、作者の日本語ページは確認できていません。画面構成と使い方の一部は、第三者の解説ページで確認しています。実機でのインストール検証ではありません。「公開情報では確認できません」は、確認した情報にその記載がないという意味で、機能がないという意味ではありません。

NameQuickとFlexible Renamerの比較

いちばん散らかったフォルダで、NameQuickを試してみてください。50回まで無料・カード不要です。