NameQuickは、ファイルの中から名前を見つけます。
Bulk Rename Utilityは、設定したルールを適用します。
Bulk Rename Utilityは、Windows向けの本格的な一括リネームツールです。文字、番号、大文字・小文字、日付、拡張子のルール、正規表現、EXIF・ID3のタグ、Windowsのファイルのプロパティを、プレビューで確かめながら使えます。自宅での個人利用なら無料です。NameQuickは、ファイルの中身をもとに名前を付けるMac・Windows向けアプリです。この比較は公式ドキュメントの調査にもとづくもので、実機でのインストール検証ではありません。
Bulk Rename Utilityは自宅での個人利用なら無料で、業務利用にはパソコンごとのライセンスが必要です。NameQuickのSelf-ManagedはWindows・Macとも50回まで無料・カード不要です。
NameQuick
AIがファイルの中身を読んで名前を付けます
Bulk Rename Utility
ルールを組み合わせるWindows向けの一括リネームツール
新しい名前を、今の名前、日付、連番、EXIF、ID3、Windowsのファイルのプロパティから組み立てられ、フォルダ階層全体をルール単位で細かく制御したいなら、Bulk Rename Utilityが向いています。取引先、日付、書類の種類など、必要な情報がPDFやスキャンの中に印字されていて、まず読み取る必要がある場合は、NameQuickが向いています。
NameQuickが向いている場合- Invoice_、statement.pdf、Scan_で始まるファイルに、中身からしか分からない名前を付けたいとき。
- Bulk Rename Utilityが向いている場合
- 自宅では無料で使えるWindowsツールで、正規表現、連番、メタデータのタグ、タイムスタンプの変更、コマンドライン版を使いたいとき。
- 併用する場合
- NameQuickで各ファイルの中身から名前の説明部分を作り、Bulk Rename Utilityでフォルダ全体の連番、英字の大文字・小文字、拡張子をそろえます。両者の連携機能は、2026年9月24日時点で公式ドキュメントに記載がありません。
ひと目で比較
できることの違い
| 項目 | Bulk Rename Utility | |
|---|---|---|
| 中身から名前を決める | 文書のテキストを読み取り、スキャン、スクリーンショット、写真はAIモデルが画像から直接読み取ります。そのうえで取引先、日付、書類の種類などの項目を埋めます。 | 今の名前、ファイルの日付、JPG写真のEXIF、MP3のID3タグ、動画の長さや発行元など100種類以上のWindowsのファイルのプロパティを使えます。文書本文の読み取り、OCR、AIによる命名は、2026年9月24日時点で記載がありません。 |
| ルールの細かな指定 | プリセットでは、文章で指示を書くか、AIが読み取った項目と固定の文字を組み合わせたテンプレートを使います。項目が見つからないときは、そのファイルを飛ばす、項目を省く、指定した文字を入れる、から選べます。 | この点はBulk Rename Utilityが優れています。文字の削除・追加・変更、置換、大文字・小文字、親フォルダ名、クリップボードの文字、さまざまな形式の日付、自動の連番、正規表現、JavaScriptに加え、変更前と変更後の名前を並べたCSVリストからの名前変更にも対応しています。 |
| 絞り込みとフォルダ | ファイルやフォルダを追加するか、監視フォルダで新しいファイルを取り込みます。 | ワイルドカード、名前やパスの長さ、正規表現やJavaScriptの条件で絞り込め、すべてのサブフォルダを再帰的に処理できます。ファイルとフォルダの両方の名前を変更できます。 |
| 日付とタイムスタンプ | 請求書の日付や写真の撮影日など、AIが中身から読み取った日付を名前に入れられます。 | 作成日時、更新日時、アクセス日時を変更でき、ファイルの作成日時や更新日時からEXIFの撮影日時を設定できます。 |
| 確認と取り消し | 根拠とあわせて候補を確認でき、取り消せる状態であれば履歴から元に戻せます。 | 名前を変更する前に新しい名前をプレビューできます。バージョン4では、変更前と変更後の名前が並んで表示され、変更箇所が強調されます。取り消しは、元に戻すための「Undo batch」ファイルを作成する方法で説明されています。 |
| 自動化 | Windows・Macの監視フォルダで、新しく届いたファイルを処理します。確認待ちにしておけば、適用前に名前を確認できます。 | Bulk Rename Commandは、Windowsのスケジューラーで定期的に実行でき、名前変更の記録も残せます。ファイルの到着をきっかけに動く監視フォルダは、2026年9月24日時点で記載がありません。 |
| 名前変更以外の処理 | ルールで、名前を変えたファイルの移動やタグ付けができます。Windowsではタグをファイルのプロパティに書き込み、PDF、PNG、プレーンテキストのファイルは対象外です。 | ファイルとフォルダの名前変更と、タイムスタンプの変更ができます。「Copy/Move to Location」オプションで、名前を変えたファイルを別のフォルダに置くこともできます。 |
| AIと処理場所 | ローカルモデル(OllamaまたはLM Studio)、ご自身のクラウドAPIキー、EU経由のManagedサービスから選べます。ローカルモデルなら解析はお使いのパソコン内で行い、ご自身のキーを使う場合、内容はその事業者に直接送信されます。 | 設定したルールを適用します。開発元の「JavaScript and Regex Assistant」は、やりたいことを説明するとリネーム用のコードを作成し、それをJavaScriptのリネームに貼り付けて使う仕組みです。文書本文を読んで名前を付ける機能は、2026年9月24日時点で記載がありません。 |
NameQuickを選ぶとよいケース
- 必要な情報が、ファイル名やメタデータではなくPDFやスキャンの中に印字されている。
- 書類のレイアウトごとにルールを組むより、根拠と一緒に提案された名前を確認したい。
- 監視フォルダに届いたファイルに名前を付け、履歴から取り消せるようにしたい。
- Macでも作業するので、同じ命名をMacでも使いたい。
Bulk Rename Utilityを選ぶとよいケース
- 大きなフォルダ階層全体に、正規表現、連番、大文字・小文字、拡張子のルールを細かく適用したい。
- 名前の材料がEXIF、ID3、動画の長さなどのWindowsのファイルのプロパティにある。
- 一括処理の一部として、ファイルのタイムスタンプやEXIFの撮影日時も変更したい。
- 自宅で使う無料のWindowsツールがほしい、または定期実行のためにコマンドライン版が必要。
- 32ビット版のWindowsを使っている。NameQuickのインストーラーはx64版のみです。
中の言葉はNameQuickで、外側のルールはBulk Rename Utilityで。
NameQuickで各ファイルから分かりやすい名前を提案させ、Bulk Rename Utilityのルールで社内の命名規則をフォルダ全体にそろえます。
statement.pdf2026-08-31_ノースウィンド銀行_取引明細.pdfBulk Rename Utilityで、その月の明細に連番を付け、表記をそろえます。DSC_0417.JPG2026-03-10_港湾クレーン_吊り上げ作業.JPGBulk Rename Utilityのルールで、EXIFの解像度や連番を末尾に追加します。ファイルを順番に処理する作業です。両アプリの連携機能は、2026年9月24日時点で公式ドキュメントに記載がありません。
Bulk Rename Utilityに関する事実と一次情報
bulkrenameutility.co.ukの公式ドキュメントの調査で、実機でのインストール検証ではありません。商用ライセンスの価格は確認できなかったため、このページでは記載していません。「記載がありません」は、確認したページにその機能の説明がないという意味で、機能がないという意味ではありません。リンク先はいずれも英語のページです。